Vol.39 No.2 No.150「百名山と地図」
〔表紙・裏表紙解説〕
「地理院地図で楽しむ日本百名山(男体山)」
「地理院地図で楽しむ日本百名山(男体山)」
「地理院地図」は日本の国土の様子を表す電子地図として、紙の「地形図」とならぶ“基本地図”の役割を果たしている。地形以外に、災害、写真、電子データといった連携も強化された。また、日々のアップデートにより機能やユーザインタフェイスも進化・追加されている。今回は日本百名山「男体山」をケーススタディとして地理院地図で遊んでみた。
2019年3月から、住所リストを地理院地図上に表示できる機能が追加された。これを利用して地図上に「日本百名山」を表示してみよう。使い方は、住所が記入されているテキストデータを地図に重ねるだけととても簡単。ただ、山には(ほとんど)住所がないので、表紙に示す通り、山名と緯度経度を入れたデータをCSV形式(各データをカンマ“,”で区切ったもの)で、拡張子をcsvとしたテキストを作る。ただ、経緯度は度・分・秒ではなく、度未満は10進法とする。男体山の場合、36度45分54秒、139度29分27秒は36.765度、139.4908333度となる(度分秒の漢字は不要)(CSVサンプルデータはこちら)。
右上の「機能」アイコンからは断面図の表示もでき、3Dからは立体地図を自由に回転できる。ダウンロードした3Dプリンタ用のデータからは立体地図模型の製作も簡単だ。
左上の「情報」アイコンからは陰影標高図、自分で作る色別標高図や、アナグリフ(赤青のメガネで立体視できる)、赤色立体地図まで表示できるなど、描画・作図機能も充実している。(表紙・裏表紙のPDFデータはこちら)
このほかにも様々な機能が満載の地理院地図をぜひ使ってみてほしい。
参考 国土地理院のサイト 立体地図 https://maps.gsi.go.jp/3d/
2019年3月から、住所リストを地理院地図上に表示できる機能が追加された。これを利用して地図上に「日本百名山」を表示してみよう。使い方は、住所が記入されているテキストデータを地図に重ねるだけととても簡単。ただ、山には(ほとんど)住所がないので、表紙に示す通り、山名と緯度経度を入れたデータをCSV形式(各データをカンマ“,”で区切ったもの)で、拡張子をcsvとしたテキストを作る。ただ、経緯度は度・分・秒ではなく、度未満は10進法とする。男体山の場合、36度45分54秒、139度29分27秒は36.765度、139.4908333度となる(度分秒の漢字は不要)(CSVサンプルデータはこちら)。
右上の「機能」アイコンからは断面図の表示もでき、3Dからは立体地図を自由に回転できる。ダウンロードした3Dプリンタ用のデータからは立体地図模型の製作も簡単だ。
左上の「情報」アイコンからは陰影標高図、自分で作る色別標高図や、アナグリフ(赤青のメガネで立体視できる)、赤色立体地図まで表示できるなど、描画・作図機能も充実している。(表紙・裏表紙のPDFデータはこちら)
このほかにも様々な機能が満載の地理院地図をぜひ使ってみてほしい。
参考 国土地理院のサイト 立体地図 https://maps.gsi.go.jp/3d/
付録:日本300名山地図と日本百名山中の郷土富士